知らない新宿がたくさんありました。
みなさんこんにちは。
10月になり、まだ暑い日もありますが、
早いもので、2019年(令和元年)も残すところ
100日を切りました。
来年、2020年はというと、
なんとなくですが、東京はもちろん、
日本中がスペシャルな年になるような
そんな空気を感じているのは私だけでしょうか。
ちなみに、約200年続いた江戸時代で
いちばんスペシャルだった年は何年だと思いますか?
(私は大政奉還が行われた1867年だと思います)
今回の街歩きは、こちら。
「曙橋」「四谷」「四谷三丁目」それぞれの駅から徒歩10分ほど、
閑静な住宅街につつましく、かつ、存在感を放つ
「新宿歴史博物館」に行って参りました。
住所:東京都新宿区四谷三栄町12-16
「新宿歴史博物館」はその名のとおり
「新宿」の歴史を辿ることができる歴史資料館。
館内は常設展と企画展に分かれており、
常設展は旧石器時代から昭和時代初期まで
新宿の変遷を5つの時代に分け、展示されています。
「大江戸今昔めぐり」の舞台、江戸期の展示を見ると、
当時の「内藤新宿の復元模型」や、「江戸時代の商家」がありました。
内藤新宿(ないとうしんじゅく)は、
江戸時代の交通の要所である「五街道」のひとつ「甲州街道」上に位置し、
西から来た人にとっては、最後の宿場でした。
先日、このブログでも紹介した
中山道の「板橋宿」らと並んで「江戸四宿」のひとつと呼ばれました。
江戸時代の商家は、
ほぼすべて実寸大で再現されており。
中から住人が出てきても驚かないようなリアルさ。
内装は土壁に畳張り、火鉢の上には鉄製の土瓶。
木目の帳場箪笥に帳場机。机上にはそろばん。
この質素さがいいなぁとしみじみ思いました。
でも、当時の江戸の商人さんって
なんだかせっかちな人が多そうで
忙しない生活を送っているのが目に浮かびますね。
また、9/22(日)~12/8(日)の期間で
近代測量150周年を記念した企画展として
「測量×地図展」が開催されています。
足で測量した伊能忠敬の時代から、
人工衛生を使った宇宙からの測量まで
測量の歴史を学ぶことが出来ます。
地図好き、歴史好きの今昔めぐらーの皆さんも
ぜひ、足を運んでみてください。
※詳しくは、「新宿歴史博物館」公式HPをご覧ください。