桜の季節を楽しみに
ブログ連動スポットラリー
今回は第4回。
江戸時代から続く桜の景勝地・王子周辺をめぐるラリーです。
それでは本編です!
(アプリのダウンロードはこちらから)
新年あけましておめでとうございます!
本年も大江戸今昔めぐりをどうぞよろしくお願いいたします。
今回は2020年初ということで、初詣に関する記事です。
東京の神社の中でも私の一押しである、東京都北区王子「王子神社」に行ってまいりました。
東京メトロ南北線も通っておりバスターミナルも併設されている大きな駅です。
ちなみにこのあたりを古地図でみると
田畑に覆われた地域だったんですね。
古地図で気になるのが緑色の地図内、ひときわ目を惹く桜並木!
この桜並木、名所「江戸百景(19)王子音無川えんたい」にも選定されています。
大江戸今昔めぐりにもばっちり記載されていますよ~
飛鳥山もキレイですがそこまでいかずとも王子駅の裏通り、音無親水公園は桜の季節、大勢の人でにぎわいます。音無川は江戸時代の浮世絵にも数多く描かれている由緒ある景勝地なんですよ^^
想像力を駆使して心の目で桜を見ながら駅から徒歩5分ほど歩くと「王子神社」につきます。
今もとても立派ですが大江戸今昔めぐりで見ると、江戸時代はさらに広大な敷地を有していたことがわかります。
王子神社は源頼家が奥州征伐の際に慰霊祈願を行ったという言い伝えがあり、古くから聖地として崇められていたそうです。その後(1322年)領主豊島氏が紀州の熊野三社より王子大神をお迎えし、熊野に倣って景観を整えました。
江戸時代には初代将軍の家康公が朱印地二百石を寄進し将軍家祈願所と定め、
「王子権現」の名称で江戸名所の1つとなりました。
特に八代将軍徳川吉宗は紀州徳川家の出自で、紀州ゆかりの神社があることをたいへん喜び、1737年に飛鳥山を寄進し、桜を多く植えて江戸庶民遊楽の地としました。
これが飛鳥山公園の桜の由来で、これを一つのきっかけとして庶民のお花見は「豊作を願う儀式」から「庶民が集い桜を楽しむ」スタイルに変わっていったそうです。
王子神社に参拝した後は、徒歩5~10分ほど離れた王子稲荷神社へ足を延ばします。
関東稲荷奏総社の格式を持ち、江戸時代より庶民に親しまれた王子稲荷神社。
年末に行われる「王子狐の行列」をご存知の方も多いのではないでしょうか。
最近のお祭りでは海外の方が多く訪れ、インバウンド人気も抜群です。
稲荷の使いである狐が近くの榎の下で身なりを整えてこの神社に初詣をするというかわいらしい言い伝えがあり、実際に神社の中にはたくさんの狐さんがいます。
暖かくなったら大江戸今昔めぐりアプリをもって王子を散策しませんか?
桜の季節はもう目の前です!