下町と都心の真ん中で。
みなさんこんにちは。
季節もだんだんと冬に近づいているようで
街歩きをするにはもってこいの
気温になってきましたね。
道に落ちた銀杏は香ばしいにおいを放っているので
足元にはくれぐれもご注意ですが。
ただ、映像や地図からは味わえない
その場所ならではのにおいや空気感を
直接感じられるのも、
街歩きの醍醐味ではないでしょうか。
(とはいえ、銀杏はくさいですが...)
(スマホに江戸の香りをまとわせるならこのアプリ)
今回の街歩きは、当時でいうと
東京湾のほとりもほとり、最前線。
現在の月島駅からすぐ、
「佃島沿い」を歩きました。
住所:東京都中央区佃1~3丁目
早速ですが、なにやら
物騒な名前のランドマーク?を見つけたので
(わくわくしながら)向かってみました。
行ってみると、なんと、この看板だけがポツンと。
思わず他になにかないか、360°見回してしまいました。
※実際の砲台跡は、
1887年以降に行われた月島の埋め立て開発に伴い、
取り払われたとのこと。
見たかったので残念なような、
平和になった証拠なので嬉しいような。
東京湾沿岸には砲台の跡が多くありますよね。
ペリー艦隊の来航がどれだけ大きなインパクトで
江戸にとってこの沿岸の防衛がどれだけ重要だったのか
ということがひしひしと伝わってきます。。
砲台跡をアプリで見るとこれくらいの位置
↓ ↓
その近辺をアプリで見まわしてみると、
「名所江戸百景」のアイコンがめずらしく海の上にあります。
この江戸百景は、
佃側から反対の岸である鉄砲洲方面を
海上から臨み、描いたものとされています。
こちらも現在は埋め立てられ、隅田川テラスとして、
子供たちや訪れた人たちの憩いの場になっていました。
おそらく江戸時代から変わらないであろう
ゆったりとした川の流れと
日々進化を繰り返している高層ビル群が
何とも言えないコントラストで
夕暮れに映えていました。
(江戸と現在のコントラストを楽しむなら)