日比谷公園は江戸町奉行大岡越前の通勤経路?
ブログ連動スポットラリー
今回は第7回。
都心のオアシス「日比谷公園」をまわるラリーです。
さくっと完走できますのでぜひご参加ください。
それでは本編です!
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みなさんこんにちは。
暖かかったり、寒かったり、
春の訪れがまちどおしいですが、
冬があっという間だったような気もします。
そんな春を間近に控え、予習しておきたい。
超高層ビル群のお膝元、都心のオアシス。
「日比谷公園」に行ってきました。
日本初の「洋風近代式公園」として誕生し
それ以来、都心にあっても花や緑が多く、
和と洋が融合した近代的(いわゆるモダン)な景観から
変わらず人々に親しまれ続けています。
公園内を歩いてるだけで緑に癒され、
歴史情緒ある建造物に心をつかまれます。
平日の日中に行ったので
「会社に行かずずっとここにいたい....」
という気持ちと戦っている背広姿の人も大勢いました。
わたしも歴史の旅人「今昔めぐらー」としては
このままでは帰れません。
ひとまずこのあたりを古地図アプリで見てみました。
!!
もともと公園や空き地だったわけではないようですね...
それどころか錚々たる名家が引しめきあっています。
それもそのはず、江戸城のお膝元(喉元?)ですから
幕府としても身内中の身内で固めたいですよね。
そのなかでも気になる名前があったので寄ってみると。。。。
時代劇でも耳にしたことがあるあのお奉行さま。
「大岡越前守忠愛」の御屋敷が。
さすが、一等地に住んでたんですね。
たしかに、大岡越前公が裁きを行っていたとされる
「南町奉行所」はここから目と鼻の先。
歩いて通っていたのでしょうか。
通勤経路はこんな感じ??
数寄屋橋経由(右回り)も考えましたが、
今回は距離優先でこのルートにしました。
上記の通勤経路を現代版にした下図のルートを
江戸を探しながら歩いてみました。
まずは、日比谷公園霞口からすぐ。
大岡越前公の屋敷があった場所です。
越前公の屋敷跡であることを記すモニュメントも。
跡地にはこんなに立派なビルが。
持ち主はというと、
名奉行の屋敷跡に弁護士の本部。
あえてやっているとしか思えない縁ですね。
日比谷堀り沿い少し歩くとこんなモニュメントが。
この地は独眼竜で知られる伊達 政宗が、
初代将軍徳川家康に与えられた屋敷の跡地。
1636年に参勤交代で上京した際に、
この地で息を引き取ったとされています。
そこからすぐ、
石垣が積まれ高台になっている場所が。
ここは「日比谷見附」の跡地。
「見附」とは城の外にあり、
外敵の侵入などに備え、見張りをするところで
こちらは江戸城のまわりに「36か所」あったとされる
見附のうちの一つ。
ちなみに高台に上がり公園側を覗くとこんな感じ・・・
「心字池」という池を上から見ることが出来ます。
では、江戸城があった方向を見渡してみると・・・
緑と都会のコントラストがすさまじいですね。
そこからさらに歩いて、ここは有楽町の駅前。
「南町奉行所跡」です。
大岡越前公の仕事場に到着です。
ここで数多くの名裁き?が行われていたのでしょうか。
当時の石垣が残されています。
いかがでしたでしょうか。
大岡越前公の屋敷跡か仕事場まで、
歩いて見たらほんとにあっという間でした。
仕事場が近いのはとてもうらやましいですが
自分だったらあんまり落ち着けないかなとか、
ないものねだりをしてしまいますね。
みなさんも春になったら超一等地の超高層ビル群に囲まれた、
超癒しの超絶自然スポット「日比谷公園」に、
みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
ついでに古地図アプリ片手に江戸探しもお忘れなく。
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