桜舞う季節は、花より団子!
みなさんこんにちは。
ちょっと寒かったですが、ようやく暖かくなって春のにおいがしますね!
今の時期は虫が少なくてポカポカ陽気で、外でもたくさん遊べる!!!
一年で一番好きかもしれません。
花粉症の方は大変かもしれませんが(汗)
私は北海道出身なので、まだ、セーフです!
先日、のんびり古地図を見ていたら長~~~~~い桜並木を見つけました。
今でもお花見で有名な隅田川!
ちょうど、父が東京に来る用があって桜を見たいと言っていたので、
巻き込んでいってみよう!!!と計画しました!
が
当日、新千歳空港は吹雪のため大幅な遅延が発生w(゚ー゚;)wワオッ!!
なんとか東京で会えたものの、次の予定があると浅草でお昼ご飯だけ食べて解散…。
悔しいので、一人で行って来ました(寂)
私が行った時は桜並木がそろそろ見頃。
今はもう満開ですね!気持ちいい~!
菜の花もすごくきれい!既にお花見している方がたくさんいました。
川沿いはずーーーーっと桜!桜!!桜!!!
見て歩くだけでも楽しいものですねぇ。
しばらくお散歩!
遠くがみえる場所って、それだけで気持ち良く感じます!(私だけでしょうかw)
15分ほど川沿いを歩いていると気になる暖簾が。
桜もち屋さんを発見!!
「桜もち 山本や」さん!
お店の裏は長命寺というお寺。
和菓子屋さんじゃなくて
桜もち屋さんって珍しい。初めて見ました。
花より団子ということで、即、入店。
こ、これは・・・・・!!
なんだろうか。。。
桜もちって、こんな丸くてツブツブのやつじゃ・・・↓
お店の方に聞いてみると、とても丁寧に答えてくれました。
(お忙しい中ありがとうございます!!)
桜もちは長命寺(関東)と道明寺(関西)で味や形が全く異なるそうで
当時陸路に加えて海路も盛んに使われていたことから、
北海道は海を渡って関西風が浸透したのではないか、とのことでした!
なるほど。
そしてここ、山本やさんは
なんと、関東桜もち発祥のお店だそうで
創業 302年!
凄すぎて逆にピンとこないです(笑)
お店の商品は桜もちだけ!
店内の壁には古地図が。他にも錦絵や説明がたくさんありました!
ちゃんと「さくらもち」って書いてあります!
古地図もあった!
仲間に会ったような気持ち・・・(笑)
昔は隅田川の堤防が今より低くて、
お店から隅田川を見ながら桜餅を食べる人もいたみたいです。
そんなロケーション最高ですよね~!
ちなみにソメイヨシノは寿命が60年ほどだそうで、何度も植え替えされているそうです。
その他、東京大空襲や災害のたびに植え替えを行って今があると教えてくれました。
そして、もう1つ、私には絶対に聞きたい質問がありました。
「桜もちの葉っぱ、食べるか食べないか問題」
皆さんはどちらでしょうか??
私は大人になってからは食べています。塩っ気が好きで。
あと、道明寺の桜もちは高確率で葉っぱがお餅と密着していてはがしにくい…。
長命寺桜もち発祥のお店の方は、どちらなのか・・・!?
お店の方「好き好きですが、私は、外して食べます。」
なんと・・・!!!!!
というのも、江戸時代は食べていなかった説が有力だそうで。
当時は桜の葉以外の葉を使っており、食用ではないので本当に安全かどうかも謎な上、硬くて美味しくないのでは…と仰っていました。
ちなみに当時、葉は1~2年塩漬けしていたいたようです。
現在は、西伊豆の桜の葉を半年ほど塩漬けして作っているそうで、
食べても全く問題ないとのことです!!
と、言うことで葉をはがして、初・関東桜餅を実食!!!
お餅の部分がとても薄いのですが、とてもモチモチしていて、
しっとりとしたあんこの甘さがほど良く、何個も食べたくなりました!
こりゃ美味しい!
葉は決してキツい香りではないのに、とても香り高く
しばらくクンクンしてしまいました(笑)
お値段も1つ200円と良心的。
伝統を受け継ぐ「山本や」さんの桜餅!
今の季節、お花見のお供に添えたら、一層風情が感じられるかもしれませんね!
気になった方はゼヒ!