大江戸今昔めぐり瓦版

江戸時代末期の朱引きを網羅した復元古地図を「完全描き起こし」! 現代の東京の地図と切り替えながら閲覧できる、画期的な古地図アプリです。

富岡八幡宮で測量の父に会う

 

 

みなさんこんにちは。

 

 

今回の街歩きは、門前仲町駅の目の前。

 

東京の八幡様としても名高い

富岡八幡宮に行って参りました。

 東京都江東区富岡 1-20-3

 

 

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                                        画像提供:PIXTA

 

 

 

 

みなさん、いきなりですが、

6月3日は何の日かご存知ですか?

 

 

 

6月3日は、

測量の日です。

 

 

 

なぜ6月3日なのか。

そもそもどういった日なのか。

 

測量の日」を定めている、

国土交通省国土地理院さんの言葉をお借りすると、

 

・現在の測量法が定められたのが昭和24年"6月3日"だった

・国民に対し、測量の知識の普及・啓発を図るため設けられた

・平成元年から全国各地で「測量」に関する行事が行われている

 

とのこと。

 

たしかに、普段はとくに意識せず生活していますが

どこからどこまでが誰の土地なのか。

どこからどこまでがなに県なのか。

 

人それぞれの勝手な基準しかなかったとしたら

こわすぎますよね。カオスです。

 

測量技術に感謝ですね。

 

 

私たちの生活にとって、かけがえのない測量ですが、

日本の「測量の父」と呼ばれているこの人、

 

 伊能忠敬 

 

 

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富岡八幡宮に建立されている伊能忠敬

 

いままさに、足で歩いて測量しているかのような

躍動感と真剣さが伝わってきます。

 

 

彼は自分の足で歩いて測量し、

地図におこしたことで有名ですが

「伊能図」と呼ばれるその地図は、

現代の測量技術で作られた日本地図と比べても

遜色がないほど正確だというから驚きですよね。

 

 

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こちらは氷山の一角にすぎませんが、

こんな複雑な地形をよくぞ...  

 

やはり歴史に名を残す方々には頭が上がりません...

 

 

ぜひ、みなさんも、測量とはいわずとも、

四季折々、様々な季節に触れ、様々な空気を感じ

自分で歩いた自分だけの思い出の地図を

日々更新してみてはいかがでしょうか。

 

 

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