後楽園に行ったら内容が濃すぎた件
ブログ連動スポットラリー
今回は第6回
それでは本編です!
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みなさんこんにちは!
古地図、みてますか??
古地図って異世界な感じが楽しいですよね。
同じ日本での200年、300年前。
その時代に生きた人はもう誰もいないので
想像のつかない生活や景色が見える気がします!
でも想像のつかない世界が今もなお残っている場所を
見つけられるのも古地図なのです。
そして今回、目を付けた場所は・・・
小石川後楽園です!
現代では、梅や桜などもそこそこ有名な日本庭園という印象でしょうか。
あとは駅名にもなっていますよね。
そんな後楽園、古地図で見てみると・・・
今も昔も、家の大きさとステータスは比例するんだなぁ…(遠い目)
このお庭は築山泉水回遊式庭園という名前だそうな。
池の真ん中に築山があって、周りに田園や林や茶屋がある庭園を
”築山(つきやま)泉水(せんすい)回遊式(かいゆうしき)庭園”
と、いうらしい。長い。名称がやったら長い。
古地図を上下をさかさまにすると、
池、滝、橋・・・確かに池の周りに色々あるようですね。
ここに載っている
・大泉水
・蓬英島
・蓮池
・西行堂
・滝田川
・琉球山
・清水観音堂
・通天橋
・円月堂
・白糸滝
・水田
・八ツ橋
・藤棚
・鳴門
14か所、今も残っているのか…見てみましょう!
一応、後楽園駅で降りて行きました。(笑)
東京ドームはじめてみましたー天井柔らかそうwwwww
でも後楽園駅からだと、小石川後楽園の入り口と真逆に出てしまうのですね・・・
逆かよぅ・・・
ぐるっと回っていきます。
ところで皆さん、石垣に種類があるって知っていますか?
小石川後楽園の石垣は、
隣り合う石がお互いにうまくハマるよう職人さんが1つずつ削っているので
打ち込み接ぎ(うちこみはぎ)の布積(ぬのつみ)といわれるタイプ。
布積は、1段1段同じくらいの高さで揃えること。
大きさがバラバラの石を使うのは乱積といいます。
地震に強いといわれていますが
確かにこれだけピッタリはまっていれば安心ですね!
ものすっごく地味なんですけど、ほんっと見事にピッタリはまっているので、
謎にずっと見ていられますwなんなら爽快感すら感じますw
で、もう一つ。
写真を見ていた方、うっすら気になっていたであろう、山マーク。
江戸城で使われていた石垣なんです、これ。
成羽山崎藩の山マーク。
他にも矢のマークとかあった気がします。
番号も振ってあるのですが、
調べた所それは石垣が見つかったときにつけたものらしい…
良かったんか、そんな番号とか掘っちゃって良かったんか…w
外側歩ていても楽しめるのが、小石川後楽園。
4分ほど歩いてやっとチケットカウンターに到着!
てか梅の看板がある!
そして入り口には・・・
お!?すごく丁寧な案内板が…
全部、書いてありますね・・・
なにがあるか、全部書いてありますねwww
いや、というか古地図に書いてあるもの、すべて残っているだと・・・!?
す、すごい・・・!!
きれいなまま残っているのかな??
ますます見たくなりました!
ちょっと感動したところで古地図確認!
まずは、大泉水!
きれいですねー。
この大泉水、鯉がたくさんいましてめっちゃ近づいてきます!
朝方来たらスッポンとかカメとか会えそう。
国の特別史跡に住む者たちよ。
そしてそして、大泉水の横には蓮池!!
枯れている・・・レンコン、獲ったのかな・・・←
花が咲いている時にきたらすごくきれいでしょうね!!
続いては滝田川。
あれ、これ?
サンズイがない!?
竜田だったの!?(笑)
詳しい方ヘルプお願いします!!
そして、そのまま時計回りに歩いていきまして、
分かれ道には案内がちゃんと立ててありました。
ありがてぇ!!!
とりあえず左の得仁堂に行ってみる。
と、こんな看板を発見。
通天橋工事中かよおおおお!!!!!
・・・。
てか”通天橋(赤い橋)”って…(笑)
わかりやすくしようという気持ちがすごく伝わって笑ってしまいました。
ステキ(笑)
で、歩いていくと得仁堂が。
立派!!!
あの水戸黄門様こと二代目光圀が建てたもので
震災や戦争でも奇跡的に被害を免れた
園内で最古の建物らしいです。
ご利益ありそう!!!よぉーく目に焼き付けておきましょう!
そのまま歩いて、川を飛び石でこえて
清水観音堂跡へ!
いい景色・・・
このアングルですね。
隣が通天橋(赤い橋です)
今度は工事が終わった頃に来たいと思います。
そのまま歩いていると・・・あれは藤棚?
咲くのはこれからだなぁ。
近くの梅林には光圀の札がかかった梅の木が。
まだ蕾。でも風が吹くととてもいい香りがしました!!
ブログ更新の時にはきっと咲いていますね。
水田にはムクドリが歩いていました。
この辺は江戸時代の都会のオアシスって感じで
ほのぼのとゆっくりした時間を過ごせます。
歩いていくと世界観が少しずつ変わるのがわかります!
出口の方は広くて整備されていて、お城の中の庭?のような感じです。
鳥や虫もたくさんいて景色を見ているだけで1日過ごせそう。
甘味処もあるので最後はちゃっかり贅沢な日本庭園を眺めながら
温かいぜんざいをいただきまして・・・w
最 高・・・
古地図をみながら歩けるので、江戸時代を肌で感じられる貴重なスポット。
他にも、八掛堂跡、丸屋、赤門、唐問跡など、胸アツ必須!!!!!
後楽園、思いのほか濃い、超楽しい・・・
皆さんも一度行ってみてください!